誰にでもわかるミシンの使い方
ミシンの使い方とは
ミシンは、手縫いより綺麗な直線の縫い目が短時間で完成するのが魅力的です。
ミシン初心者にとっては、縫い始める前のミシンのセット方法でつまずいてしまう方もいるでしょう。
でも、操作の基本を覚えれば、ミシンを簡単に使いこなすことができて、洋裁の幅も広がるのです。
また、新たな趣味が生まれる可能性も・・・
まずは、自分の使い方に応じたミシンを選ぶことをお勧めします。
一般的なシンプルミシンであれば、直線縫い・ジグザグ縫い・ボタンホールといったところでしょうか。
ミシンで縫い始めるまでの準備
まずは、デニムかキルティングかなど縫いたい布地の種類によってミシン糸やミシン針が違いますので、どのミシン糸とミシン針を使えばいいか説明書で調べることが大切です。ミシンは手元が暗いと縫いにくいので、明るい場所に置きます。また、縫うときに振動が発生するのでしっかりした机や台を用意しましょう。
説明書と照らし合わせながら、糸を設置していくようにしましょう。
1.ボビンに糸を巻いて下糸を作る
そもそもミシンで縫うには上糸・下糸の2個必要です。上糸はお店で売っている「ミシン糸」そのものです。下糸はその「ミシン糸」から「ボビン」に巻き取って自分で作る必要があります。そしてその巻き取り作業はミシン本体上部に「ミシン糸」と「ボビン」をセットして行います。
ミシンによって自動下糸巻き機能の方法が違います。
説明書を確認しましょう。
2.上糸・下糸をミシン本体にセットする
上糸は糸通しがややこしいので、説明書の通りに糸を通さないと使えません。最近のミシンは本体に糸を通す順番を表示しているミシンが多いです。
3.ミシンにミシン針を装着してから、針穴に上糸を通す
ミシン針は取り付ける方向が決まっています。また、ミシン針はしっかり固定しないと縫っている最中に外れたり、針先が折れて危ないので注意しましょう。
しっかり固定してから、針穴に上糸を通します。
ミシン針への糸通しは、針穴の位置が低く通しにくいので、「簡単針通し機能」を搭載していミシンもあります。イライラ解消のためにも、簡単糸通し機能の付いているミシンをお勧めします。
4.試し縫いをしてみる
自動糸調子が搭載しているミシンであれば、ある程度は糸調子の調節なしで縫い始めることが可能です。
自動糸調子がないミシンは、何度か試し縫いをして糸調子の調節を行う必要があります。
ただ、生地によっては、自動糸調子が搭載していても糸調子の調節が必要になることもあります。
いきなり作品を縫って縫い目がおかしくなったらもったいないので、試し縫いは大切です。自動糸調子機能があっても試し縫いをしましょう。
試し縫いがうまくいってから、作品を縫い始めましょう♪
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